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脳の性分化/第17回GID学会(16回内容含む)

肉体労働ウィークを終え、、、
ネビドのおかげで元気に過ごせてます(^^)
ネビド打ってから丸2週間、まだまだ何が起こるか解らないけど・・・
2週間に1回病院に通うって事がないだけでもホルから少し解放された気分(笑)

AGAの方は額の生え際に産毛が増えてきた感じだけど、
まだ脱毛期なのか?フサフサとまではいかない(苦笑)
でも変化ありなので今後に期待。
飲み初めて2ヶ月後の血液検査も異常なしでした。

さて・・・ちょっと間だが空いてしまったけど・・・GID学会の話(笑)
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埼玉医大ゲノム医学研究センターの研究結果がとても興味深い。

脱!病理化(精神疾患)!

はTS/TGに限らず一致していると書いたけど、、、
その裏には埼玉医大や今年は浜松医大や長崎医大教授の発表が大きいのではないかと思う。

埼玉医大ゲノム医学研究センターの研究から
性同一性障がい、、、
やはり性ホルモンによる脳の性分化作用が関与すると考えられている
と書かれていました。

ちょっと難しいね・・・でも、医学の進歩はホントに凄い!

そういった研究から若年GIDの早期の確定診断に向けての
GIDバイオマーカーの発見が急務である
との事。

っとこれまでは昨年(沖縄大会)の発表。
頂いた学会誌を読んで1年参加していないだけでも
色々な情報から乗り遅れているんだな〜を実感。

今年は
性別違和には社会的要因だけでなく生物学的なメカニズムも存在する
と考えられているそうで・・・その後の進捗を発表・・・っと
まぁ、今年の発表・・・違う会場の議題を聞き込んでいて聞き逃したんですけどね(笑)
一番知りたい内容だったのに・・・めっちゃバカ(笑)

浜松医大教授の発表はしっかり聞きました。
性分化疾患患者を例にとり、
性同一性障がいは『脳の性分化だと確信している』っとの発表ありでした。

脳の性分化、、、
僕にとってはとても興味のある分野で・・・また来年も進捗が楽しみである。

こうして身体的要因である事が発表されている中で、
GID学会としても『認定医制度』を導入して保険適応に向けていきたいのではないだろうか?

ただこの診断が可能になったとしても・・・
色々な問題点は山積みなんだろうね。それこそ人権に関わるような問題。
それでも僕は・・・
GIDは化け物や笑われる人なんかじゃない!が実証がされる事はとても嬉しいし、
ここまで医学で証明されれば政治や文化が変わったとしても
揺るがないものとして扱われるわけだから、それはそれで安心である。


って事で身体障がい論がどんどん加速していきそうな予感。
なので・・・ぜひ!若者やアテンドをしている方々にもGID学会に参加して頂いて、
日本の現状を知って欲しいです(^^)!来年は東京です。
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ちなみに学会誌は以下URLでも買えるみたいなので興味ある方はぜひ!
http://www.okayama-u.ac.jp/user/jsgid/

次回は予定を変更して世界のGID状況を・・・。

性別越境者の歴史

今日は三橋さんの講演から。

三橋さんの話を聞くのは楽しみのひとつでもあります。
大学で講座を開くと常に300名以上の生徒さんが集まるほどの
人気講座らしく、それはよく解ります。

今回のテーマは『性別越境者』
昔の女装・性別越境者の扱いを振り返る内容。
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ユダヤキリスト教は同性愛や性別越境者の存在を認めず、
社会的に抹消された時代もあったそうです。
それとジャンヌダルクは男装していたと言う事から
火あぶりの刑にされたらしい。。。(怖ッ)

そして日本の話へ。

まず江戸時代の絵巻には女装をしている少年が
描かれているそうです。
まぁ、日本は歌舞伎で女形ってのがあるわけだから
昔からそう言った事は許されていたはず。

だけど時代変わり『明治時代』に入ると全面禁止、
異性装禁止条項によって取締の対象になってしまったらしいのです。
女装しているだけで逮捕なんて、、、
恐ろしいものですよね、時代って。

そして『大正時代』になると『変態性欲』として世間に知れ渡り、
そこから性別越境者の苦悩はブルーボーイ事件を代表とする
昭和時代まで続いたわけです。

そ〜んな遠い昔ではないんだよね、昭和・ブルーボーイ事件だって。
そう思うと今はなんて恵まれた時代なんだろうって思うのです。

ただ・・・政治変われば、時代変われば、、、
ものの価値観もガラッと変わってしまうなんて今だってあり得る事で。
江戸時代まで許されていたのに明治時代は禁止条例なんだからね(笑)


時代は繰り返される

とは良くいいます。

今の僕らが置かれてる状況は前向きな方向に向かっているけど、
あまりにも無秩序な行いが続くのであれば、、、
国が混乱するとか言われてまた全面禁止なんて時代も
やってくるかもしれない。

そんな時代が来ないように僕らも気をつけていきたいものだ。

懇親会で・・・僕より年上のMTFの方々と少しお話しました。
僕なんかよりももっともっと偏見のあった時代。
『定年向かえているけど・・・今、やっと青春なのよ〜』
っておっしゃっていたMTFの方はステキだなっと思いました。
だってやっと自分をさらけ出せる時代になった訳だから。

内容はかなり簡略化していますので(笑)
詳しくは三橋さんのBLOGで確認してくださいm(_ _)m

『温故知新』
よりよき時代にする為には歴史もしらなければなりません。

そんなんでまずは性別越境者の歴史から始まりました(^^)/

明日はホルモン治療の事を書く予定です。

医療と人権/第17回GID学会

今年は深夜バスを利用してエッチラ大阪まで行ってきました(^^)!
今の深夜バスは本当に快適ですね、まるで個室状態だった。
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去年の沖縄には行けず、1年ぶりの参加となったGID学会。
初っぱなから「あれ?」っと思う感覚。

あっ!今年のテーマ『トランスジェンダーの健康と権利』だ!

っと気づきました(笑)
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医療と人権。

そう、これって『TS』『TG』の縮図なのかもしれない。。。

このブログを見てくださっている方々ならばおわかりになると思いますが、
僕はもう医療側支持者であり、、、
出来る限り医療側の講演を聞きたいと思い、ブログラムとにらめっこ。

毎年思うのは2会場に分かれて開催されているので
聞きたいと思う講演がかち合った時はどっちを優先するか迷います。

それでも両方の目で見る事を大切にと思うと
人権側にも耳を傾けなければならないのも解ります。

きっとどっちにも共通する思いは『脱!精神病理化』なんだと思う。

ただ僕ら精神病ではないよ、
だけど・・・医療とは切っても切れない関係でもある。

前回の沖縄で開催された内容も学会誌で読んだけど、、、
何となく・・・逆行しているように思えたのは僕だけだろうか?
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そして学会開催日に発表された「認定医選定方法化」
性同一性障害の専門医育成 トラブル防止へ学会が認定制度創設(産経新聞 – Yahoo!ニュース

って事で数回に分けて今回の学会で感じてきた事をアップしていきたいと思います。

心の性と言う曖昧さ?!

久々にこの本を読み返してみた(笑)


この時点(発行は10年以上前)で既に脳と性分化の仕組みが書いてありました。
僕自身読んではいたけどおそらくそこまで読み解く余裕がまだなかったんだな〜と思う。
ちょっと過去のBLOGを読んでみないとどう思っていたのか?解らないけど(笑)

そう思うといかに正確な医学的な内容が伝わっていないのか?って事なのか?

心の性って言うのがいかにも曖昧なのか?
もう『脳の性』って言った方が解りやすいのではないか?


なんて思う。

今、身体治療が進んで外見も男性化してみて思う事は、、、
やっぱり今が快適なだけにGIDにとって
医療行為は必要不可欠だと思わざるを得ず、
それは好きな人がいる、いないに関わらずなんだなとも思う。
だからと言って相手の人や家族の力不足とか愛情不足とかではなく。

結局、誰がこうとか誰がどうした?って言う前に・・・
自分自身と向き合う事が何よりも大事で・・・
きちんと向き合って答えを出してきた人間は
そう簡単に自殺には結び付かないのではないだろうかとも思う。

未だに治療後の自殺率が高いのはなぜなんだろう?
世間の無理解?望む性で生きれる事への過大期待?!

アイコ報道のように、、、
正しい(?)ホルモン療法をしていれば妊娠なんてあり得ないのに
そう言ったイメージがついてしまうのはいかにも残念だし。

子どもの頃、ギア付きの自転車が欲しくて懇願した事がある。
昭和時代では珍しいギア付き自転車(笑) もちろん男の子用。
そう言った事を思い返しても、、、
先天的な脳性分化なんだろうなと我が身を持って思うわけだけど、
性別に疑問を持ったことのない人にとっては理解しようもないことなのかな。。。?

僕の場合は卵巣がひとつなかったって事も、、、
より身体的障がい論に繋がっている要因でもあります。

ホル補充1日前で何となく気分・体力的共にも沈んでいる日の日記でした(笑)

色々と調べているけど、、、

Wikiの性同一性障がいページ、上手くまとめられているな〜。

特にこの部分・・・

人の性同一性の形成は、環境要因による後天的なものか、生物学的な要因による先天的なものかは長く論じられてきた。この論争において有名な症例として「ジョン/ジョアン症例 The “John/Joan” case」がある。性同一性の形成の決定的な要因は明らかとなっていないものの、この症例によって、生まれる前の生物学的な要因が関わっていることは確かであるといえる。また、脳には胎児期の性分化によって生じる構造的な男女の差があり、その一部には性同一性との関連が示唆され、性同一性は胎児期の性分化においてほぼ形成される先天的なものとみられている。


僕は性同一性障がい『脳とホルモン』だと常に感じてる。

人間は何か行動を起こす時に全て『脳』から指令が出ている訳だから、
当事者が一番解っていると思うんだよね、その部分。

脳が性分化するときは男性ホルモンが正常に作動し、
身体が性分化するときには何らかの影響により正常値に達せなかった。

ブレンダと呼ばれた少年』のように、、、
先天的な脳の性別は育った環境によって変わらないって事が解っているわけだから。。。

あとこの部分も全くその通りだと思う。

「性差の撤廃」
社会や文化における男女の扱いの差を無くしたとするならば、性同一性障害を有する者の苦悩も無くなり「治る」のかといえば、それは決してない。もし仮に撤廃が実現したところで、現実的、物理的に当事者自身の身体は確然と存在し、身体的性別に対する違和感、嫌悪感を取り払うことにはならない。またなにより、それらの苦悩は単なる好き嫌いや損得ではなく、その人自身の持つ性の自己意識が基底にある。性同一性障害当事者の抱える問題のその根幹は『身体の性の不一致』であり、社会的文化的な性差の撤廃とは根本的な相違がある。


ウィキペディアの執筆者,2014,「性同一性障害」『ウィキペディア日本語版』,
(2014年9月8日取得,http://ja.wikipedia.org/w/index.phptitle=%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%B8%80%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3&oldid=52803675).

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