ガイドライン | 治療のガイドライン | 既に治療を開始している症例への対応
[1] ガイドラインの位置づけ
当事者の方のブログをたくさん読んで、色々な方がいるんだな〜と知りました。なので、ガイドラインはあくまでも医療者に対する治療指針であり、治療を受ける側に厳密に強いる規則ではなく、自己責任と自己決定において個別の希望する多様な治療法が選択可能であると言うことも納得できます。[2] 医療チーム
SRS手術をしたいと思っていても・・・どこにどう行けばそれが可能なのか?迷う方も多いと思います。僕もその一人でした。最終的な形になるまでには以下の医療チームが構成されるようです。・精神科医
・形成外科医
・泌尿器科医
・産婦人科医
僕は今埼玉医大ジェンダークリニックでカウンセリング中だけど、この後この医療チームが機能していくのだろうか?まだ解りません。解った段階で書き直します。
性適合手術に対する適応判定は、上記医療チームのメンバー以外に法曹関係者や学識経験者などのメンバーを加え、性別適合手術適応判定会議を開催し、法的もしくは倫理的妥当性が確保されているか確認するそうです。(2009.11.10 記)
[3] 診療のガイドライン
ジェンダークリニックって聞いただけで何となく敷居が高い気がしませんか?僕もそうでした。実際、どんな診療をしているのか・・・これは今の僕にも説明できます。(1) ジェンダー・アイデンティティの判定
まず、初診で日常生活の状況、家族のこと、性行動、人間関係などを聞かれました。>>第1歩ーカウンセリング初日参照
僕の場合は既に服はメンズを着ていたので、先生に「もうその恰好で職場にも行ってるの?」と聞かれました。他にもトイレはどうしてる?とかだったと思います。そういった質疑応答の中から以下の項目で判断するようです。
・性別に対する不快感・嫌悪感
・反対の性別に対する強く持続的な同一感
・反対の性役割を求める
診察期間は必要な情報が得られるまでで個々に違うみたいです。
>>カウンセリング参照
(2) 身体的性別の判定
カウンセリングで必要な情報が得られたら、次にMTFは泌尿器科、FTMは産婦人科で以下の検査を行います。僕はまだここまで到達していません。。。
・染色体検査
・ホルモン検査
・内性器ならびに外性器の診察、検査
この結果を精神科の先生が確認するそうです。
(3) 除外診断
当事者は精神的苦痛が多く、統合失調症やうつ病など精神障害を併発してる方が多いそうです。その精神障害により性別変更を求めているのかどうか?判断されるようです。また職業的利益を得る為に反対の性別を求める場合は除外対象です。
(4) 診断の確定
これまでの診断をもとに2人の精神科医の意見が一致すると性同一性障がいと診断されます。
(5) 性同一性障がいの診断 (治療のガイドラインから)
2名の精神科医が性同一性障がいの診断に関する意見書(診断書)を作成、医療チームに送付。ここでやっと身体的治療に突入できるようです。



